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Craole 『蔵織』 くらおり
〒951-8062 新潟市中央区西堀前通1番町700番地
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私の一押しのリトグラフ作家・鈴木智惠さんの作品を見に行きましょう。
新鋭展Part II 鈴木智惠 大久保美里 櫻田夏子 千島麻耶 2013年8月26日(月)-31日(土) AM11:00 - PM7:00 (最終日PM5:00) 銀座7のシロタ画廊 ![]() a moment-12-75(セミナリヨ版画展長崎県知事賞) 自制の効いたタッチで、丁寧に仕上げ、人のいない静寂の中で人間を感じます。 土曜日までですぜひ見に行ってください。 後日、蔵織でも個展をやうrつもりです。 シロタ画廊 東京都中央区銀座7-10-8 銀座第5太陽ビル1F Tel: 03 3572 7971 Fax:03 3572 7972 銀座7丁目のヤマハホールの裏通り、 ▲
by craole
| 2013-08-29 13:28
| 蔵織展示のこと
金子朗子さんのきりえ展「みんなでなつやすみ」
◆ぎゃらりー 浜つばき ◆8月31日(土)まで。 ただし、開館日 土・日・月 各週3日間のみ(火~金曜 閉館)am10:00~pm5:00 『金子朗子(かねこあきこ)さんの『まばたきをしないクマ』は奈良美智(ならよしとも)さんの不機嫌な女の子をはるかに超えている』 金子朗子さんのクマさんは、一見ぬいぐるみのようですが本物の森の動物たちと会話ができます。 何かを説得することも上手く、動物たちはクマさんの話をよく聞いてくれます。 子供のようでいて、なかなか信頼も厚いクマさんです。 ![]() 無心で遊んでいたり、考え事をしているクマさんのしぐさはとてもかわいいものです。 近づいてゆくと、うれしがったり、手を添えたりしてくれます。 しかし、この金子朗子さんのクマさんの目は、まばたきをしません。 皆とラジオ体操をやったり、金太郎遊びをやっていても、いつも遠くを見ています。 ![]() 能楽やオペラ座の怪人のマスクが古典なら、この金子朗子さんの『まばたきをしないクマ』さんの顔は、2011以降の顔です。 その顔は、ミッキーマウスのように、みんなが一番受け入れやすい表情をフリーズさせたものではありません。その対極である、現代のイラつく気分を描いた奈良美智(ならよしとも)の不機嫌な女の子の顔でもありません。 また、はち蜜をなめて、たぷら~ん と生きているプーさんの顔でもありません。 ![]() この金子朗子さんの『まばたきをしないクマ』さんは、しぐさはあたたかなのですが、常に、口をむんずと結び、何かを真剣に考えているようです。 確かに、私たちのほうを向いて親しく手をあげているのですが、そのまなこの焦点は私たちとの距離には合っていません。まばたきをすることなく、私たちの背後のはるか遠くを見ています。 ![]() ![]() 金子朗子さんのクマさんは、ヨガをやったり跳び箱を飛んだりしていても、また、オオワシにさらわれたり義母様に怒られても、鬼やロッテンマイヤーに変身してもまばたきをしません。 ![]() ![]() 蛇やカエルでさえまぶたはあります。この『まばたきをしないクマ』さんには、まぶたが無いのでしょうか。 抱っこして、いくらあやしても、はるか一点を見つめたままの赤ちゃんを想像してください。 その違和感は、 一重まぶたの目玉おやじや、 二重まぶたの『キュクロプス』(ルドン)さえ可愛く見えてしまうほどです。 (新潟市美術館・ルドン展11月2日(土)~12月23日(月)) ![]() まばたきをしない『ぜろえまぶた』の倦族に、有名なウルトラマンがいます。 ![]() 彼らは使命に燃えていて、カワイイしぐさは封印されています。 真空の宇宙では目玉が飛びでますので、『ぜろえまぶた』というよりも角膜が皮膚化し、黒目は退化して、まなこは確認できません。 しかし、このウルトラの倦族と金子さんの『まばたきをしないクマ』さんには共通点があります。 彼らは常に、ウルトラの故郷、オリオン座のM78反射星雲を見上げていますし、 『まばたきをしないクマ』さんも、どんなに私たちがなれなれしく近づいても、そのまなこは遠く、宇宙を見ています。 ![]() 『まばたきをしないクマ』さんの目は作家、金子朗子さんの目でもあります。 目の前の葛藤を処理できず、フリーズさせたままの『酔眼』なのか、 あるいは、作家自身の今だ統合されないトラウマの『影眼』なのか、 それとも、「末期の眼」の域に達している『慧眼』なのでしょうか。 そんなことを作家にたずねても『無心に切りぬいていたら出てきたクマさんだ~、めんどくさいことはわからな~い』ということでしょう。 しかし、3.11以降、『まばたきをしないままの目』は私たちのからだの中にも芽ばえてしまいました。 顔半分を崩したお岩や長髪で、あえて顔無しにした貞子のおどろおどろしい怖さや、口元に小さな牙を描き、さりげなく“こわかわいい”を強調した奈良美智のわざとらしさは微塵もありません。 ![]() ぼかしや塗り重ねのできない、エッジのきいた金子さんの切り絵は堂々とストレートに『まばたきをしない目』を表現しています。そのストレートさゆえ、お岩や貞子に会った時よりも少したじろぎます。 私たちは3.11のTVに文字どおり、まばたきをせずに見続けました。そして、それ以降、自然の大きさや人間の限界を深く考えるようになりました。数年がたち日常の慌ただしさの中でも、ふっと『まばたきをしないままの目』でものを見る時があります。 どうやら、このクマさんには、家族も親戚もいない、孤独な詩人のようですが、その代わり誰とでも仲良くなれます。ただ、友達と話したり、楽しんでいる時も、詩人の目のままなので、親しくなった私たちは少し違和感を感じます。 ![]() ![]() 宇宙の中心を見据えながら、日常を親しく生きようとしているこのクマさんは、まだ自分の気持ちを上手く統合し表現することができません。 しかし、クマさん自身が体現しているこの違和感は、私たちの無意識にも静かにシンクロしています。 3.11以前の時代の気分を表した奈良美智の不機嫌な子供たちの顔は、津波とともに流されてしまいました。 3.11以降は、すねカワイイ顔ではなく、おぼつかないけれども、宇宙の中心を見据えながら、何事にも親しく生きようとしている金子朗子さんの『まばたきをしないクマ』さんの顔です。 この金子朗子さんの『まばたきをしないクマ』さんは、そういった意味で、出会った私たちに、ひらかれた存在として手招きをしているようです。 (金子朗子さんに始めてお会いしたとき、このクマさんを以前どこかで見たことがあるが、思い出せないと言いましたが。ようやくそのことが分かりかけてきました) 金子朗子さんのきりえ展「みんなでなつやすみ」 ◆ぎゃらりー 浜つばき ◆8月31日(土)まで。 ただし、開館日 土・日・月 各週3日間のみ(火~金曜 閉館)am10:00~pm5:00 ぎゃらりー 浜つばき ▲
by craole
| 2013-08-18 17:24
| 絵画のこと
シルビア・ポールさんの個展は8月16.17.18日の3日間のみ開催で、今日までです。
長岡の『ギャラリー沙蔵』さんは大正6年建立の総けやき造りの蔵で、素晴らしいものです。先の大戦で長岡は焼け野原になり、奥に無事残ったこの蔵を道路前に曳いてきたそうです。下は画廊、コンサートなどの空間で、2階が喫茶室と壁面展示ができるようになっています。(軽い食事とおいしい珈琲が飲めます) 蔵織も含めて普通の蔵造りは大梁などは欅が使われていますが、あとの柱、屋根垂木などはほとんどが松材が使われています。 長岡の『ギャラリー沙蔵』さんは柱、垂木に至るまですべて欅材が使われており、綺麗なかんな仕上げで出来ています。(長岡駅より大通り左側徒歩10~15分、車は5台駐車) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 途中、長岡の草間医院の草間先生も来られました。草間医院は建築でお手伝いさせていただきました。私の胃、大腸をカメラでチェックしてもらっています。なんと、反町さんの主治医ということでした。近くにできたOSTERIA La fenice(OSTERIA La fenice(オステリア・ラ・フェニーチェ)(長岡市表町1-7-3)でランチをご一緒しました。 シルビア・ポールさんのHP 『ギャラリー沙蔵』 草間医院 草間医院(ロビン) 2011年3月に蔵織で個展をしたシルビア・ポールさん オステリア・ラ・フェニーチェ ▲
by craole
| 2013-08-18 06:40
| 蔵織のこと
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by craole
| 2013-08-16 22:35
| 蔵織展示のこと
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by craole
| 2013-08-12 17:08
| 蔵織展示のこと
2011年3月(24~29日)にギャラリー蔵織で個展をしたシルビア・ポールさんが来日しています。今回は長岡の『沙蔵』さんで個展(8月16.17.18日)をやります。
![]() その後、福島第一発原子力電所が水素爆発して、外国人は国外脱出を急ぎ、17日には自衛隊ヘリによるにわか放水がはじまりました。 日本大混乱、東京パニックのイギリス報道の中、なぜこんな時に日本に行くのかと、強く止められたそうです。シルビア・ポールさんはこんなときこそ、計画通り日本に行かなければならないと、ご夫婦で予定通り3月18日にやってきました。 なんと震災1週間後のことです。新潟の女性と息子さんがイギリスで出会い結婚されているとはいえ、英断です。 ![]() 蔵織に持ち込まれたシルビア・ポールさんのコラージュは、温かく、楽しく、生活の中で息づいていて、日々の表現が楽しくてしょうがないという雰囲気でいっぱいでした。 こんな風にコラージュ表現が生きていたのかと思い私は感動しました。蔵織での制作実演には、地震直後でしたが多くの方が集まりました。イギリスや日本で集めた素材を手際よくちぎっりたり、貼り付けながら、我々に一生懸命説明をしてくれました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 今回は長岡の『沙蔵』さんで個展(8月16.17.18日)をやります。期間が短いですが、ぜひ見に行ってください。 長岡の『沙蔵』さん Sylvia PaulさんのHP 2011年蔵織の個展ブログ 同蔵織での実演 ▲
by craole
| 2013-08-07 04:41
『ギャラリー浜つばき』さんの篠澤御夫婦が、ギャラリー蔵織を訪ねてきました。
退職したお二人は、旦那さんの家の敷地にあった、離れ蔵(納屋)を改築して『ギャラリー浜つばき』を開きました。 ![]() 学生時代から山岳部に所属し、土日、祭日などはほとんど山登りに明け暮れていました。旦那様も『びいどろ』には何回も来ていたそうです。(その時からつきあっていたのか?) 今までで、外国と日本の山あわせて650ほどの山頂を制覇してきたそうです。40年前から、筋金入りの“山ガール”です。 今も、ギャラリーは土・日・月・曜日だけ開店し、平日は旦那さんとつれだって山登りを楽しんでいるそうです。(うらやましい限りです) また、西内野小学校で先生をしていた時、3月に亡くなった蔵織夜話の藤村誠先生には、上司としてお世話になったということです。 というわけで、昨日(8月3日)には『ぎゃらりー浜つばき』さんに行ってきました。 ![]() 場所は、染色作家の星名康弘さんの越前浜の工房近くなのですが、村落の細い道が入り乱れていて、なかなか見つけられません。15分ほどぐるぐるまわって、あきらめ、最後は星名さんに電話をして、一緒に連れて行ってもらいました。(そこから車で1分のところでした!?トホホ) ![]() 離れ蔵(納屋)をギャラリーに改築設計した人は、小疇友子さんで、新潟で有名な小疇建築設計事務所所長であった小疇弘一さんの娘さんです。 ![]() 入り口を開けた瞬間に、何の抵抗もなくすっと入れました。 始めての空間は気になるところが一つや二つはあるのですが、どこにも気になるところがなく中に立っていました。素晴しい設計です。 普通、やれ自然素材だエコだと騒ぐ設計屋さんほど板板(痛痛)しくなるものですが。それは全く感ぜられません。 左に厨房があって無垢板のカウンター(3m弱)がありましたが、その厚さが絶妙で、長さの割にうすく感じますが、あれ以上厚いとガンバリ過ぎになってしまいます。(裏金具で支えてある) 花はオーナー御夫婦で、内装は出すぎず、それをしっかりバランス良く支えるものです。 2階がギャラリーとなっていて、棟札には昭和21年建立とあります。 ![]() ![]() ![]() それにしても、新築と思えるほどきれいな梁でした。明るい木の色の梁は断熱材をはさんだ白壁とマッチし、窓からまわりの緑が映えて、すがすがしい画廊です。素足だった私は帰るまでとても気持ちがよく、大好きな空間となりました。何十年も飽きることがない設計です。(偶然、手すり丸棒がロビンアートスタジオの事務所と同じに縦に天井まで取り付けてありました) 8月3日(土)から、 切り絵作家 金子朗子さんのきりえ展「みんなでなつやすみ」がはじまりました。 8月3日(土)~8月31日(土)までですが、各週の(土・日・月)曜日しか開館していません。(営業時間am10:00~pm5:00●駐車場有) ![]() 金子朗子さんのきりえは、プロなのに素人のようで、また、プロではあるがプロのいやらしさがありません。決して媚ない可愛らしさでと、しゃに構えているようであたたかいのです。 しかし、決してまばたきをしない熊(はぐれくま)は並みいる現代アート作家のキャラクターを超えていて、印象深い切り絵くまです。 ![]() 今日が初日ということで、切り絵作家さんのご夫婦と設計の小疇さんとお母さん、星名さん、篠澤さんご夫妻などがおられ、楽しいひとときでした。 越後にあって、越前浜という不思議。 古くから、毒気し(薬)製造をしていたという篠澤家。 40年前から、筋金入りの“山ガール”という篠澤家の奥さん。 素晴しいギャラリーを設計した小疇友子さんの建築作品。 奈良美智を超えている切り絵作家、 金子朗子さんのきりえ展「みんなでなつやすみ」 一粒で5つつおいしい『ギャラリー浜つばき』に行きましょう。(地図をしっかり見てゆくと、すぐに分かります) ![]() 『ギャラリー浜つばき』 〒953-0012 新潟県新潟市西蒲区越前浜6864 0256-77-2013 ▲
by craole
| 2013-08-04 09:31
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