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Craole 『蔵織』 くらおり
〒951-8062 新潟市中央区西堀前通1番町700番地
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新潟市西堀には桜並木があった。新潟今昔写真展11月4日(木)~11月23日(火)
第二回 『新潟市西堀界隈に桜を植える会』植樹会 写真展の期間内の11月14日(日) 蔵織 集合。 PM1:00より1時間ほど、終了したら蔵織で珈琲会。 笹川餅屋さんから新潟市西堀の桜が満開の写真を借りてきました。 クラウンか輸入車が写っています。撮影のため並べたのでしょうか?わかりません。 でも、桜は本物です。右側は柳の木です。ガードレールなどなくても安全でした。当時の子供も自己責任。 ![]() ▲
by craole
| 2010-10-29 01:58
写真撮影してくれた神崎士郎さんのブログ『神崎のナナメ読み』に
店主20代の作品を載せてくれた。 『神崎のナナメ読み』2010年10月25日 『神崎のナナメ読み』2010年10月26日 AA(監督 青山真治) 吉沢元治[インランド・フィッシュ](1975年4月) は間章にたのまれて描いた。録音は新宿安田生命ホール、すばらしい演奏だった。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() (Amazonで復刻CDが買える)吉沢元治[インランド・フィッシュ](1975年4月) *****石井ゆかり12星座シリーズ・全点刊行記念陳列コンクール開催・外伝 なんだかいろいろの人に、どうやって飾ったのか聞かれた。 虫ピン2本の上に本が乗ってます。ちょうどよいサイズです。 ▲
by craole
| 2010-10-28 02:10
石井ゆかり12星座シリーズ WEBサイト「筋トレ」主宰・石井ゆかり12星座シリーズの半分が送られてきました。石井ゆかりさんありがとう。 蔵織では12星座、全てがそろいましたので、飾って見ました。 石井ゆかり12星座シリーズ・全点刊行記念陳列コンクール開催・外伝 カバーだけを飾ったのではありません。蔵織の水上さん が本のまま丁寧にかざりました。すぐに手にとって見ることもできます。 (特別外伝賞まちがいなし!?) ほしい、という人がいますので、近くの北書店さんなどで買ってもらっています。 ![]() どうやって、飾ったのでしょうか?(ヒントは影に) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 中(ガリガリ博士の犯罪)及川正通 右(毛皮のマリー)宇野亜喜良 WEBサイト「筋トレ」 株式会社WAVE出版 ▲
by craole
| 2010-10-27 10:32
先回、蔵織でやった『満展 ゆるまん!』メンバーの広瀬義貴さんのブログ 『///YOSHITAKA HIROSE//WEBSITE///』に
CRUSH THE TYMKS(くらっしゅ ざ てぃむくす)が載っていた。 森の中の開けた芝生の上で3人の女の子がいる。しばらくすると動き出して踊り始めた。なんか、新手の『森ガール』か?と思ったのだが、 木綿系のレトロ柄系の、Aライン・平クツサンダル系の、ゆる・スロー系の女の子たちでは全然ない。画面が小さいので、ちょこまか動く妖精のようだ。 妖精のようだと言っても、『カリグラフィー のアリエッティー』ではなく、『借り暮らしのアリエッティー』のような思わせぶりもない。 軽快な音楽に合わせてコンテンポラリーダンスを踊っている。素人ぽく見えるが訓練されていて、そのくせ楽しそうに踊っている。それがこちらに伝わってきて実にいい。 衣装はどこにでもあるユニクロ系でひざを見せたかわいいスカートとスニーカーで跳ね回っている。 ほかのユーチューブでは新宿ルミネ前や浅草、吉祥寺などで、通行人に当たりながら平気で踊っている。 やっぱり『森ガール』ではなくて『街ガール』なのか。 『TOUKYO白書ツアー』とあるので、街中で踊るツアーなのかも知れない。 非常口のライトさえも被って暗くした劇場空間よりもはるかに健全で危険だ。 真っ暗な人工的劇場空間は客席ドアの開閉で、アット言う間に崩壊してしまう。ここではビルも太陽も騒音もネオンも何でもある、壊れようもない空間だ。その場にくさびを打つか、豊かにするかは彼女たちの踊りだけだ。 メンバーは4人らしい。(黒田杏菜・横山彰乃・高橋萌登・泊麻衣子)その紹介文に 『ライブ!をモットーとした人間臭さ漂うダンスユニット。 疾走系エキセントリックDANCE GROOOOVE!!』とある。 大学生らしいのだが、恋のニュアンスもエロスもないし、社会的メッセージもない。かといって、アキバ系でもなく渋谷系でもない。『疾走系エキセントリック』とあるが『どこでもピュア系』という感じだ。 虚像で隠蔽したエコやアート、正しさでぼかした政治や社会、案外、この閉塞感を抜け出すのは『ピュア系』なのかも知れない。 国語 / 佐野遊穂 :ハンバートハンバート 不規則メンバーに黒田杏菜という人がいる。下のタイトルが(ANNA KURODA 「plastics」 part1 )でなかなかいい。 Noism05の『ラストパイ』の時に、金森穣さんにイニシエーションの崖っぷちを渡らせて『もげそう』にした妖怪黒田育世さんと関係がある人なのか?(娘にしては年が近すぎるよーだ) 広瀬さんも『日常は穴だらけ』のあんもさんからのブログで紹介されたとある。 あんもさんもヒッコリースリートラベラーズの『春山登山』のときに蔵織でイラストを飾っていただいた。 あんもさんのブログの中の『94'小3のときの思い出』の 洗濯機の上にペリカンカラスがとまっている『洗濯機は廻る』がダントツにすばらしい。 洗濯機を描いていると同時に宇宙も描いている。宇宙から見た地球はぐるぐる廻っていて、日蝕も始まっている。なぜかペリカンカラスがやってきて止まってこちらを見ている。日蝕の黒とペリカンカラスの黒が対比して画面を引き締めていていい。 穴の中にペリカンカラスのヒナがいるのでしょうか、ペリカンカラスのお母さんでしょうか、なにかいますね。 『94'小3のときの思い出』とありますが、小学校3年生のときに描いた絵であればこれまたすごいことだ。 広瀬義貴さんのブログ『///YOSHITAKA HIROSE//WEBSITE///』 『日常は穴だらけ』のあんもさんのブログ CRUSH THE TYMKS■くらっしゅ ざ てぃむくす are 黒田杏菜・横山彰乃・高橋萌登・泊麻衣子 ライブ!をモットーとした人間臭さ漂うダンスユニット。 疾走系エキセントリックDANCE GROOOOVE!! 2009年4月オーディションにて集まった4人。『ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらん'09』KENTARO!!振付作品に出演。またその年の7月セッションハウスにて『心細いことのないように』にも出演する。 2009年9月本格的にユニットとして活動スタート。 CRUSH THE TYMKS HP www.crushtymks.com ▲
by craole
| 2010-10-25 08:18
『旧斎藤家夏の別邸での十三夜』 の飾りつけをやってきました。
旧斎藤家夏の別邸詳細を乗せました 『ロビン アート スタジオ・良きものとゆっくりと』 『旧斎藤家夏の別邸 、北側の窓は意外と明るい』 ![]() 2010年10月20日(水) 旧斎藤家別邸1階の大広間で五泉、村松の民話を大画面紙芝居で楽しく見せてくれました。画面にブラックライトを当てるので、液晶画面・紙芝居のようでした。 茶会、お食事会も定員をはるかにオーバーして盛況でした。 何よりも、お天気に恵まれてお月様の十三夜は静かにあがってきました。フライヤーの写真のように、少しかすんでいましたが、かえって別邸とマッチしてよい風情でした。 ![]() ![]() ![]() さて本物のお月様はどちらにあがるのでしょうか。 旧斎藤家夏の別邸は最近まで加賀田組の社長さんが使用していましたが、諸般の事情で、新潟市が買いとったものです。現在はどのような使い道があるか実験中で、今回の企画も公募の中のひとつです。 『旧斎藤家夏の別邸』について 新潟市のHPによると下記のように説明されています。 『旧斎藤家夏の別邸』PDF •住所 新潟市中央区西大畑町576 •敷地面積 4549.93平方メートル(実測:1374.60坪)敷地内の建物 •延床面積 約780平方メートル (235.65坪) •主屋 (木造二階建)1棟、土蔵(二階建)2棟、茶室(松鼓庵、木造平屋建)1棟、待合(木造)2棟 ![]() ![]() 軸の前には「古伊万里白磁大徳利」(寛文~延宝,1660~1670) 書院には「初期伊万里青磁香炉」(1640~50年) 花は「ケイトウとミニトマト」 ![]() ![]() ![]() 旧斎藤家夏の別邸詳細を似せました 『ロビン アート スタジオ・良きものとゆっくりと』 『旧斎藤家夏の別邸 、北側の窓は意外と明るい』 ▲
by craole
| 2010-10-21 14:10
10月21日(木)~11月2日(火)
『坂上アキ子 鉛筆画展 銀の糸の月』 坂上さんと水上さんで展示作業中 ![]() 坂上さんがどんな人かというと 昨年、蔵織での『若手作家による青森・新潟女流作家展』の時の写真。 アンティエ・グメルスさんとご両親と坂上さん ![]() アップの写真もあるのですが・・・ ![]() 蔵織におよりくださ 2010年10月21日(木)~11月2日(火) 『坂上アキ子 鉛筆画展 銀の糸の月』 ![]() ![]() ![]() aSh:Gallery (坂上さんのHP) ![]() Web master : 坂上アキ子 / Akiko Sakagami 新潟県在住 使用画材 8H-10B鉛筆/H-4Bシャーペン etc... ◆IFAA国際幻想芸術協会所属 ◆出展暦 (グループ展/企画展) 2010/7/23-8/3 「黒き血の宴~幻想耽美展~」 in大阪/アートスペース亜蛮人 2010/5/1-5/9 IFAA国際幻想芸術協会 FANTASTIC ART SHOW TOKYO 2010 in東京目黒/ギャラリーやさしい予感 2010/4/8-5/9 「猫展」 in北鎌倉/鎌倉古陶器美術館 2010/4/3-4/30 「3colors・3works」展 in新潟/一黙窯 2009/12/6 gt.moo gallery 1 Anniversary party&exhibition in新潟/gt.moo gallery 2009/10/29-31 IFAA国際幻想芸術協会 国際展 inパリ/CULTURELLE FRANCO-JAPONAISE DE TENRI 2009/9/17-29 「めぐる・つたふ・ひらく」青森・新潟美術展 in新潟/蔵織 2009/9/11-27 ONE Mart EXPRESS 6 in新潟見附市/今井美術館 2009/7/17-7/25 IFAA国際幻想芸術協会 IFAAミニチュアール展 in大阪/ギャラリーベルンアート 2009/4/29-5/11 IFAA国際幻想芸術協会 FANTASTIC ART SHOW TOKYO 2009 in東京目黒/ギャラリーやさしい予感 2009/1/9-18 new energy'09(企画展)in新潟/ai gallery 2008/11/6-18 銅版画展(企画展)in新潟/アークオアシスギャラリー 2008/10/9-21 ◆個展 「灰の記憶」 in新潟/ai gallery 2008/9/9-18 IFAA国際幻想芸術協会 FANTASTIC ART SHOW TOKYO 2008 in東京/世田谷美術館 2008/4/1-6 IFAA国際幻想芸術協会 FANTASTIC ART SHOW KYOTO 2008 in京都/同時代ギャラリー 2007/10/17-22 「美」展 in銀座/ミレージャギャラリー 2007/4/9-21 IFAA国際幻想芸術協会「幻想の芸術展」 in渋谷/アートギャラリー道玄坂 2005/12/19-24 グループ展 in東京目白/新樹画廊 ▲
by craole
| 2010-10-19 06:03
11月4日(木)~11月23日(火) 蔵織にて
「白山・西堀・古町にいがた今昔写真展」 『忘れてはいけない みなとまちの歴史』さんの昨日のブログ『何でもある素晴らしい街・新潟? 』(2010年10月16日)の中に昔の西堀の写真が載っていました。 ![]() 上の西堀の写真は左が海側、右が古町側ですが何番町あたりかわかりません。 両側の枝が上に向かっている木は全て桜の木です。昭和38年ころに西堀も埋め立てられてしまいましたが、それまでは毎年春になると桜の花のトンネルが1番町から10番町まで続いました。 西堀の桜に関しては、昭和の始めころに、何か新潟市を花の咲く町にしたいと市役所の役員のかたが言い出し、市民も賛同して植えたらしい。20数年たっていれば直径が30~40cmになっていて写真とだいたいあいます。 詳しいいきさつは 『にいがた文明開化ハイカラ館』 にいづれ載る予定だそうです。 ![]() 昭和30年代の悪がきのスナップ。(左が故田中忠夫さん)後ろに夏の葉が生茂った桜の木が沢山あります。ちなみに医学町からピンチャン小路に渡れるように橋があり、入沢旅館さんの布団が干してあります。右手の小屋は公衆便所で汲取り式なので臭気抜きの煙突が立っています。のどかな夏の日です。 ![]() 絵葉書には桜を写しておいて『水と柳の新潟』というタイトルはおかしいですね。 ほかの写真を 蔵織裏ブログ2『侘び・寂び・萌え・切れ』のほうに載せておきました。みてください。 (新潟今昔写真展)それでも新潟市には昭和以前から桜の木は沢山ありました。 ![]() 上は現在の東堀です。街路樹の枝の下がっている木が柳で、葉が点々で描かれている木が桜です。 下は白山の一番堀の両側にも桜があります。西堀は柳があります。 ![]() 11月4日(木)~11月23日(火) 「白山・西堀・古町にいがた今昔写真展」 第二回 『新潟市西堀界隈に桜を植える会』植樹会 をやります。皆さんご参加ください。(苗木と会費1000円)西堀、古町など道路境界と民家の間のスペースに桜の苗木を植えます。あらかじめ家の人の了解をとっております。後の管理は家の人の自由とします。昨年は6ヶ所でした。今年も5~6ヶ所やりたいと思います。 写真展の期間内の11月14日(日) 蔵織 集合。 PM1:00より1時間ほど、終了したら蔵織で珈琲会。 ![]() ![]() 以下は2009年3月に皆さんで植えたものです。 ![]() ![]() ![]() それの2010年の春・4月の写真です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
by craole
| 2010-10-17 08:45
蔵織のアイドル水上祐子が来春『蔵織』で個展をします!応援してください。
画集もだす予定です。 ![]() ![]() ![]() ![]() 以上作品部分アップ パンドラの水上祐子ワールドが炸裂します。 ![]() ![]() ![]() 撮影:神崎 士郎 神崎さんのブログ『神崎のナナメ読み』に水上祐子の絵が載っています。 神崎のナナメ読みA 神崎のナナメ読みB 神崎のナナメ読みC ▲
by craole
| 2010-10-16 10:42
| 蔵織のこと
12月16日(木)~28日(火)まで 新潟カリグラフィー工房展 ~ ハムレットをカリグラフィーで書こう ~ が開催されます。 ![]() 新潟カリグラフィー工房の皆さんによる展覧会です。 ●石塚理栄子 ●大箭 実 ●斉藤 恵里 ●田中 一芳 ●田中富士子 ●西山 弘子 ![]() カリグラフィー(ギリシア語: καλλιγραφία)とは 『西洋での金属ペン、羽ペンなどで書く西洋書道とでもいうもので、記録媒体としての羊皮紙が高価であるため、文字を残す際により美しい表現を試みた結果、発明されたと思われる。一般的にカリグラフィーの起源とされているのは、1世紀後半から2世紀にかけての古代ローマにおける碑文、特にトラヤヌス帝が建立した石碑の文字である。当時のアルファベットには小文字はなく、文章は全て大文字で綴られていた。キャピタル・モニュメンタリスと呼ばれるこの文字は、現代に至る活字書体の原型であり、また手書き書体の規範となった。』 とあります。 先日、大箭実(おおや) さんが作品を持ってきてくださいました。 とてもきれいで、すばらしいものです。 ![]() ![]() ![]() 撮影:神崎 士郎 :神崎 士郎のナナメ読み ▲
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| 2010-10-16 07:56
「にいがた文明開化ハイカラ館」 に、
北前船のおくりものー① からくり人形 と 新潟は「からくりの北限」? があります。 今年5月に蔵織で開催した 「 湊新潟・江戸からくり夢工房 」 展 のフライヤーが載っていました。 今年の(2010年)5月6日(木)~5月25日(火) に 「 湊新潟・江戸からくり夢工房 」 展 江戸からくり人形こそは日本のハイテクロボットの原点! と題して蔵織で開催しました。 当時の展示作品の写真を蔵織・裏ブログ2「侘び・寂び・萌え・きれ」 に沢山掲載しました。見てください。 その時の、展示品の中にゼンマイからくり「蟹の盃台」ありました。 ![]() さりげなく置いてある、この「蟹の盃台」は日本製の「蟹の盃台」では日本最古、実際に稼動するものは唯一なものであろうといわれています。(蟹が盃を載せてお客の前に歩いて行き、お客が盃を持ち上げると止まり、飲んだあとの盃を蟹の上に置くとまた歩き出します。ユーターンはせずに一方向に動きます。) こんな貴重なものは初めて見たのですが、 「ああ、蟹の盃台ね、知っているよ」という若者が数人いて驚かされました。何でこんな古いものを知っているのかいな?と聞くと。漫画のギャラリーフェイク に載っていたよと答えてくれました。 ![]() これが漫画家細野不二彦の「ギャラリーフェイク」(小学館1995年12月1日ビッグコミック)です。 TVアニメ。(第17話『からくり奇譚』)にもなっていて好評だったそうです。 勉強不足で知りませんでした。 と嘆いていると、今回、蔵織で坂上アキ子鉛筆画展「銀の糸の月」 をやってくださる。坂上さんが、「私が全巻持っていますから、お貸しします」と言って、蔵織に全33巻持ってこられました。ありがとうございます。大変面白くよんでおります。 ![]() 11巻『からくり奇譚』 ![]() ![]() この漫画に出てくる「蟹の盃台」は 寛永8年(1631年)に亡くなった江戸初期の京都の名妓吉野大夫の持っていた蟹の盃台で、滝沢馬琴も吉野太夫の夫となった灰屋紹益の孫から、蟹の盃台を見せてもらい、『著作堂一夕話』(京坂旅行の名所旧跡、奇談、名物を載せた『蓑笠雨談(さりつうだん)』のち『著作堂一夕話』と改題)を記しているという、 現存する世界最古の金属からくりだそうです。 『吉野太夫の蟹の盃台』は大変貴重なものですが、どうも国産ではなく、中国か欧州で作られたもののようです。(素人の私も、何の根拠もありませんが日本人離れしたデザインに感じますし、江戸初期に国産ゼンマイが出来上がっていたのか、人気太夫ですからお金持ちや、異国人からいただいた可能性があります) そうなると、日本で作られた「蟹の盃台」では蔵織で展示されたこの実物が一番古く、現在も稼動するものでは唯一なものかも知れません。 そんな貴重なものを、蔵織のからくり実演日では実際に目の前で動かし、なんと!観客の手元に回し観覧させてしまいました。 (コレクターは太っ腹です。 もうこんなことは二度とカリグラフィーのアリエッティーだろう。ではなく、「借りぐらしのアリエッティ」だろう。ではなく、仮にもありえないだろう。) ![]() ![]() もうこんなことは二度と、仮にもありえないだろう。 当時の展示作品の写真を蔵織・裏ブログ2「侘び・寂び・萌え・きれ」 に沢山掲載しました。見てください。 「にいがた文明開化ハイカラ館」 北前船のおくりものー① からくり人形 新潟は「からくりの北限」? 越後大郷からくり館 ▲
by craole
| 2010-10-15 15:09
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