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Craole 『蔵織』 くらおり
〒951-8062 新潟市中央区西堀前通1番町700番地
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日本の寿ぎの型とデザイン展
~着物・菓子・食器の色とかたち史~ 日程:2014年1月7日(火)~31日(金)共同開催 『珈琲・涼蔵』(すずくら)さんと『ギャラリー蔵織』 蔵織で31日まで開催の『日本の寿ぎの型とデザイン展』に『自在掛・大黒恵比須』(だいこくえびす)が展示してあります。 左端の『自在掛・大黒恵比須』(じざいかけ・だいこくえびす)の拡大写真。巾50cm厚さ20cmほど。 『自在鉤』(じざいかぎ)は、囲炉裏の鍋などを引っかけて吊るす、竹竿と金具でできており、鍋の高さを自在に変えられるものです。民家の天井の大梁に吊るす時に、まず、写真の様な大黒さまや恵比寿さまを縄でしっかりと結び、そのつり針の形をしたところに『自在鉤』の紐をかけます。 ちょうど、 『松岡正剛の千夜千冊』(1531夜、1月9日)用の美http://1000ya.isis.ne.jp/1531.html(柳宗悦コレクション)に『自在掛・大黒恵比須』が載っていました。 『「自在掛・大黒恵比須」(じざいかけ)。自在掛は自在鉤を天井とのあいだで支える。北陸に多い。それがいつしか農家の守り神として大事にされ、家人は代々これを磨き込んだ。この写真は屋根ふうのものを付けているのが大黒さまで、腰が曲がっているのが恵比須さま。ここまで抽象化された大黒・恵比須はあるまい。』と松岡正剛氏は書いていますが、大黒さま・恵比須さまの形を抽象化していったというよりも、やはり、つり針、海老の曲がりからの形の連想、あるいは、自在天関連の語呂の類似性で、恵比寿と言い始め、それに屋根型をつけて大黒(台所神)として、ツートップとしたのではないでしょうか。その形をだんだんバランス良いデザインに洗練させてきたのではないでしょうか。蔵織展示の右はじの恵比寿型の自在掛はその原型に近いものと思われます。 自在掛の『大黒』がどのように吊るされているのかわからず、ネット検索の写真も見つからなかったので、私の想像でイラストをかいたら、Sさんから、違うといわれ、ネットにあった写真を紹介されました。自在掛の『恵比寿、大黒』は囲炉裏上にある井げた(木格子)より下に吊るされていて、(高さ2mほど)そこに自在鉤(じざいかぎ)というよりも、魚や他のものを彫刻された横木の両端を縄で結びかけられている。その縄を魚の尻尾に二三回巻きつけて高さ調整をしている。(イラスト描き直しました)
自在掛の『恵比寿、大黒』の高さは目線に来るので、その雄姿がステータスになっていたのか。『松岡正剛の千夜千冊』(1531夜、1月9
『酒の向こうに日本が見える』さんのブログに『恵比寿』が吊るされた写真があります。
http://sakenihon.exblog.jp/9542960/
大黒天
by craole
| 2014-01-11 11:41
| 蔵織展示のこと
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