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Craole 『蔵織』 くらおり
〒951-8062 新潟市中央区西堀前通1番町700番地
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「にいがた文明開化ハイカラ館」 に、
北前船のおくりものー① からくり人形 と 新潟は「からくりの北限」? があります。 今年5月に蔵織で開催した 「 湊新潟・江戸からくり夢工房 」 展 のフライヤーが載っていました。 今年の(2010年)5月6日(木)~5月25日(火) に 「 湊新潟・江戸からくり夢工房 」 展 江戸からくり人形こそは日本のハイテクロボットの原点! と題して蔵織で開催しました。 当時の展示作品の写真を蔵織・裏ブログ2「侘び・寂び・萌え・きれ」 に沢山掲載しました。見てください。 その時の、展示品の中にゼンマイからくり「蟹の盃台」ありました。 さりげなく置いてある、この「蟹の盃台」は日本製の「蟹の盃台」では日本最古、実際に稼動するものは唯一なものであろうといわれています。(蟹が盃を載せてお客の前に歩いて行き、お客が盃を持ち上げると止まり、飲んだあとの盃を蟹の上に置くとまた歩き出します。ユーターンはせずに一方向に動きます。) こんな貴重なものは初めて見たのですが、 「ああ、蟹の盃台ね、知っているよ」という若者が数人いて驚かされました。何でこんな古いものを知っているのかいな?と聞くと。漫画のギャラリーフェイク に載っていたよと答えてくれました。 これが漫画家細野不二彦の「ギャラリーフェイク」(小学館1995年12月1日ビッグコミック)です。 TVアニメ。(第17話『からくり奇譚』)にもなっていて好評だったそうです。 勉強不足で知りませんでした。 と嘆いていると、今回、蔵織で坂上アキ子鉛筆画展「銀の糸の月」 をやってくださる。坂上さんが、「私が全巻持っていますから、お貸しします」と言って、蔵織に全33巻持ってこられました。ありがとうございます。大変面白くよんでおります。 11巻『からくり奇譚』 この漫画に出てくる「蟹の盃台」は 寛永8年(1631年)に亡くなった江戸初期の京都の名妓吉野大夫の持っていた蟹の盃台で、滝沢馬琴も吉野太夫の夫となった灰屋紹益の孫から、蟹の盃台を見せてもらい、『著作堂一夕話』(京坂旅行の名所旧跡、奇談、名物を載せた『蓑笠雨談(さりつうだん)』のち『著作堂一夕話』と改題)を記しているという、 現存する世界最古の金属からくりだそうです。 『吉野太夫の蟹の盃台』は大変貴重なものですが、どうも国産ではなく、中国か欧州で作られたもののようです。(素人の私も、何の根拠もありませんが日本人離れしたデザインに感じますし、江戸初期に国産ゼンマイが出来上がっていたのか、人気太夫ですからお金持ちや、異国人からいただいた可能性があります) そうなると、日本で作られた「蟹の盃台」では蔵織で展示されたこの実物が一番古く、現在も稼動するものでは唯一なものかも知れません。 そんな貴重なものを、蔵織のからくり実演日では実際に目の前で動かし、なんと!観客の手元に回し観覧させてしまいました。 (コレクターは太っ腹です。 もうこんなことは二度とカリグラフィーのアリエッティーだろう。ではなく、「借りぐらしのアリエッティ」だろう。ではなく、仮にもありえないだろう。) もうこんなことは二度と、仮にもありえないだろう。 当時の展示作品の写真を蔵織・裏ブログ2「侘び・寂び・萌え・きれ」 に沢山掲載しました。見てください。 「にいがた文明開化ハイカラ館」 北前船のおくりものー① からくり人形 新潟は「からくりの北限」? 越後大郷からくり館
by craole
| 2010-10-15 15:09
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