11月蔵織で開催する
長野順子さんの銅版画展が
群馬県中之沢美術館で始まりました。
群馬県中之沢美術館は2007年11月22日(木)~12月18日(火)に蔵織で開催した
イタリアの微光と日本の微香「三谷 慎 レリーフ展」の三谷さんご夫婦が主催する美術館です。赤城山麓にある森の中の静かな美術館です。
中に入ると想像以上の高さと広さがあります。
群馬県中之沢美術館
下は裏面です。
蔵織でも2008年 10月の「長野順子 銅版画展」から2年目にあたる、
今年11月2日より「長野順子 銅版画展」を開催いたします。先回、2008年の蔵織のコメントは
濃密で繊細な草花。 それらはすべて常温で凍結している。
木々の根は大地を求め回廊をさまよい、枯れた巨木は記憶を宿す。
置き去りにした者たちの建造物。
その微かな亀裂から蔦は伸び、精霊や小さないきものがやって来る。
それらは地底の闇を明かし、天空の矛盾を囁く。
水を得た樹木はドームを破り天地をつなぐ。
果たして、
子供たちは置き去りにされた記憶を受け入れることができるのだろうか。
それとも、いまだ虚空を見続けているのだろうか。
でしたが・・・・・・・