昨年、赤瀬川原平と高倉建が亡くなりました。蔵織では
1月17日(土)~2月10日(火)
-赤瀬川原平 ・ 高倉建 追悼記念-
『1966~1976年アンダーグランド・ポスター展』 を開催します。
当時の赤瀬川原平(尾辻 克彦)と高倉建を題材にした横尾忠則のポスターを中心に、宇野亜喜良、粟津潔、細江英公、及川正通、田名網敬一、谷川晃一、林静一、井上 洋介、榎本了壱、等のポスター30点余りを展示します。
1966〜1976年代にかけて、既成社会への異議申し立てとして、戦後世界の若者による激しい社会運動がおきました。日本の若い作家も人間の裏に潜む情念や無意識に光を当てた、新しいパフォーマンスをおこしながら表社会に挑みました。特に寺山修司、唐十郎、鈴木忠志、佐藤信、等の小劇場運動はアンダーグランドと呼ばれ、それまでにない実験的で大胆な発想で街中に繰り出しました。それらに天井棧敷、状況劇場、黒テント、自由劇場、大駱駝艦などがあり、そのポスターを若かった横尾忠則、赤瀬川原平、宇野亜喜良、粟津潔などが自由な発想で制作していました。約30点が展示され、当時の熱気が伝わります。